居酒屋バイトで軽い恐怖体験

【兵庫県・Aさん(男性)からの投稿】

大学時代に住んでいたアパートのすぐ近くで居酒屋のバイトをしました。新装開店のお店でスタッフ全員同時スタートだったので、最初に決起集会のようなものが催されました。
その場を取り仕切りに本社の偉い人が2人と、店長に任命された人が紹介されました。本社の偉い人2人は絵にかいたような悪役オーラを放っていました。その2人の中でも偉い方なのであろう人は、ダブルボタンの派手なスーツ、サングラス、髪はオールバック、小脇にセカンドバッグを抱えて、顎をくいっと上げて煽るような姿勢で話す人でした。

開店してからその偉い人が店に来ることはなかったので、しばらくはみんな普通に楽しく働いていたのですが、しばらく経った頃から皆が不審に思えてきたことがありました。
店長が開店準備から閉店後の片づけまで毎日ずっと働いていたのです。休みは一日も取らず、バイトの私たちが早番で行っても遅番で行っても常に店で一生懸命働いていました。開店前の店内で死んだように眠っているのを目撃したこともあります。

20161221

そんな風に数か月が過ぎ、ある日店長が忽然と姿を消しました。誰一人彼と連絡がつかず、店には代打で本社の偉い人2人組の怖くない方が入りました。

それから数年経って、元店長が私はじめ当時のバイト仲間をSNS上で見つけコンタクトしてきました。
生きていてくれて良かったとほっとしました。

 

無断退職も、このケースは同情に値する……

いかなる理由であれ、何の連絡も手続きもなしに仕事を辞めてしまうのは、社会人としてあるまじき行為です。
しかし、その事を考慮しても、今回のような過酷労働が原因と思われるケースでは同情を禁じ得ないですね。

「休みは一日も取らず」という点が特に悪質ですね。いくら管理職であっても、労働基準法で定められた休日や休憩時間は必ず与えられなければなりません。
休日どころか、おそらく休憩時間すらまともに確保できていなかったでしょう。
本当に、よく生きていてくれました。

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