ブラックな仕事の筆頭がこれでしたよ

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日々を慎ましく生きることを旨としている、55際の独身男性です。

私は様々なアルバイトをしてきたのでこれは断言出来ます。楽な仕事(思えるような物もあったのは事実ですが)という物はありませんでしたよ。今回は特にしんどく感じた話を語らせていただきたいです。

それは引っ越し屋の手伝いをしていた頃の話です。引っ越し自体は季節を問うことはありませんが、やはり異動の時季である春先がピークです。ある晩、そろそろ寝ようかなと思っていた矢先に一本の電話が入ったのです。声の主は私の数少ない友人でした。彼の要請により、取りあえず上下の着替えとタオルだけを用意し、約束の場所で自身が運転する車と落ち合ったのでした。

何の予告も無く、経験も無い仕事を手伝わされることに戸惑いもありましたけれど、まあ彼のためだから、と思い引き受けたのです。夜更けの助手席(当時私は運転免許を取得していませんでした)であれこれ彼に訊ねたのですが、「まあやってみるとわかるさ」ぐらいの返答しかありませんでした。信用している彼の言葉なので、私もあれこれ考えるのは止めました。

引っ越しの作業はとてもきつく、肉体労働からしばらく離れていたこの身に堪えました。確かに彼の言葉通りに、あれこれ予測してもまあ意味がありませんでしたね。仕事の大半は下請け、さらにその下請けという感じでしたから。別に自ら求めてこの業種へ参加したわけではないので、不満に感じることも多々あり、それを友人に向けましたが、私より世渡り上手の彼は「慣れれば楽になるんだから」の一言で煙に巻くことがしばしばでした。

友人はとても顔が広く、かつ能動的な性格で大いに助けられたこともあり、私も渋々ながらその手伝いをしていました。まあ前のバイトを辞めてからしばらく何するでもない生活を続けていた私に生活の糧を与えてくれる機会をやろうという腹づもりもあったとは思うのですが。

この仕事は初めての経験の連続でした。スタンドピアノを運ぶのにビール瓶を活用することもここで知りましたよ。そして不用品の処分も。それが品によっては結構な副収入となり、仲間内で分け合ったりもしました。

全体的にはきつく苦しい思い出がそれでも先行しますね。急な仕事が入り、休日や深夜早朝でもお構いなしに呼び出されたりして面食らうこともしばしばでした。

シーズン中は一日に2件やったこともあります。別件勘定とさらに割増しが貰えたのですが、疲労は尾を引きましたよ。やつと一日休みが取れた解放感は最高でした。まあ若かったやれたのですが。

同じ仕事をしたいとは今は思いません。別のアルバイトも同じ友人の勧めでしたので、辞める時は別段の心残りが無かったことも幸いでした。苦しい日々でしたが、教訓もあります。それは金持ちほど支払が悪いということです。逆に生活に困っているはずの人から心付けを貰うこと(辞退したことの方が実は多かったのですが)も珍しくありませんでした。こういう経験は本当に体験しなければわからないことなのです。

それと。整理がとても早く、上手にやれるようになったこと。これは後に別の仕事でも、実生活でも大いに役立ちました。この点ではブラックだったとは言い切れませんが、楽ではなかったことは事実です。笑って過ごせる思い出となるのはまだかなり先になるなと今でも思っていますよ。

 

引っ越し業はブラックが多い

給料の未払いや違法な天引きなど、引越し業者にはブラックが多いもの。

さらに肉体労働であることから、体を壊す方は少なくないようです。

 

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