学生バイトでもお金は借りられる？

学生でもお金がいることは意外とあるものです。
家賃や光熱費といった生活費が必要であるにも関わらず親からの仕送りが遅れた、さまざまな支払期日が迫っているがアルバイト代が入るまで一時的なしのぎが必要、就職活動のために交通費が必要・リクルートスーツが必要などなど、学生といえば遊んでばかりなイメージもあるものですが、遊興費以外にも色々とお金が必要なのです。かつては、多くの金融業者が学生には貸付を行っていませんでした。
これは、未だ社会に出たことのない学生の返済能力や社会的倫理を考えると、利用を制限する方が賢明だったからです。
しかし、法改正が行われて総量規制が設けられると、顧客ひとりあたりに貸し付けることができる金額が、その顧客の年収の3分の1以下である必要が生じました。このことは貸金業者にとっては由々しき自体です。
これまでは例えば年収600万円の顧客に対して400万円を貸し付けることに何の問題もありませんでしたが、総量規制施行後は貸付上限が200万円となります。
いくらまで借りれるでも詳しく説明していますので参考にしてください。
この例を用いれば、顧客に貸し付けることができる最大の金額は半分以下に落ちたことになります。

したがって、貸金業者は顧客の数を増やす必要に迫らました。もう今となっては、学生には貸すことはできないなどとは言っていられなくなったのです。

これによって、20歳以上であること、アルバイトなどによって定期的な収入があることを条件として、学生に対しても広く門戸が開かれることとなったのです。

学生に特化したキャッシング業者もあるので、もし利用したければそのような業者をあたってみるとよいでしょう。

また、学生であっても、借入れの際に保証人はいりませんので、実家や親のもとへ電話がされることはありません。
ただし、もしあなたが実家に住んでいる学生であり、キャッシングをしようとしていたのであれば、ネットで申し込む際には注意が必要です。
インターネット申し込みを行った場合には、即日または翌日に口座に借入れた金額が振り込まれ、後日キャッシュカードが送付されることになります。

親に内緒で借入をしていたとき、もし実家に送付されたキャッシュカードを親が郵便受けから出して見てしまえば、すべて露見することになってしまいます。この点には注意しておきましょう。