無職の人がお金借りるためにバイトしたら審査は通るか?

貸金業者からお金を借りるための最低条件は20歳以上であることと、定期的な収入があることです。
また、借り入れの上限は総量規制によって年収の3分の1に設定されています。

このことを踏まえて、無職の人がお金を借りられるかどうかを考えれば、まず不可能ということがわかります。
定期的な収入がありませんし、無職というのは働いておらず年収がゼロの状態であり、ゼロの3分の1は当然ゼロであるため、借り入れをすることができないのです。

また、貸金業者としても働いていない人は返すあてがないため貸し倒れのリスクが高く、まず貸すことはないでしょう。

収入の証明にはなるが、借りれる可能性は高くはない

では、もし無職の人がお金を借りるためにアルバイトをすればお金を借りることが出来るのでしょうか。
結果から言うと、これは可能であると言えます。
まず、アルバイトを行えば定期的な収入を獲得できる立場であることの証明になります。

仮にアルバイトを始めて1ヶ月目で10万円の給料を受け取り、これを以てキャッシングを申し込みに行ったとしても、借りられる可能性があります。

しかしながら、可能性が高いか低いかで判断すると、借りられない可能性の方が高いと言えます。
審査の際にはまず正規雇用か非正規雇用かが聞かれますが、この時にアルバイトは非正規雇用なので属性としての評価は低いものになります。

そして年収は、10万円の月収を得ていることから、これの12ヶ月分にあたる120万円が年収として判断されます。
これだけの情報で判断されるのであれば借りられる可能性が高くなるのですが、この時に問題となるのが勤続年数です。
審査の際には勤続年数が必ず聞かれますが、勤続年数が1ヶ月となれば、これはマイナスポイントになります。
アルバイトを頻繁に転々としている人のような印象を与え、安定性がない人と判断されるのです。

しかしながら、無職からフリーターになり、半年くらいアルバイトを続けているのであれば、大きなマイナスポイントにはならないでしょう。

小口のキャッシングであれば借りられる可能性は大きくなります。

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